Scorch Trio/Scorch Trio







Scorch Trio
フィンランド出身でバークレー卒のギタリスト,ラウール・ビョーケンハイムとノルウェーのリズム隊インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(B)ポール・ニルセン・ラヴ(Dr)によるインプロ系フリージャズトリオの1stアルバム。アルバートアイラーやジミヘンから影響を受けたビョーケンハイムのプレイは最高に変態!新宿Pit Innでのライヴを観たが視覚的にみてもその演奏はすごかった。音色が近いギタリストを挙げるとするとマークリボーあたりか。ジミーペイジがDazed And Confusedでやっていたようにボウイングみたいなこともやっていて面白い。(その際使用している楽器は正確にはエレキギターではないらしくヨーロッパで中世からあった楽器を改造したものらしい。)リズム隊もプレイ自体もすごいがベースは時折ひたすらペグをまわしたり、ドラムはスティックでスネアを引っ掻いたりとギターに負けずノイジー。
トリオ編成で完全一発録りオーヴァーダブ等一切無しでこの破壊力、マサカー、アルタードステイツあたりが好きな人ならきっと気に入るはず。

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